楔状欠損|発寒南の歯医者|札幌市西区の村川歯科医院

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楔状欠損

投稿日:2019年11月12日

カテゴリ:院長ブログ

今日は、楔状欠損の話をしたいと思います。

楔状欠損は、歯肉が何らかの原因(歯周病や加齢やブラッシングが強すぎる)で退縮してくることがあります。つまり、歯茎が下がった状態です。

そうすると、歯の根っこである歯根が露出してきます。歯根が露出すると表面が磨り減ってくることがあります。それが、楔状欠損です。

原因は、歯軋りなどによる咬合力や、歯根はセメント質という少し柔らかい硬組織でできています。また、歯の上の歯冠はエナメル質という硬い組織で、できています。そのため、歯ブラシでエナメル質は磨り減ることがありません。しかし、歯根の表面を構成しているセメント質は、歯ブラシで磨り減っていくことがあります。

そこで、楔状欠損という、すり減りができるのです。

楔状欠損があると、知覚過敏(虫歯がないのに歯がしみる)になったり、虫歯になりやすいので、詰め物で覆ってあげることが重要です。

特に、知覚過敏を主訴にいらっしゃる患者さんは、楔状欠損が3,4割いますので、かなり効果がありますよ。

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