インプラント(口腔外科)|発寒南の歯医者|札幌市西区の村川歯科医院

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インプラント10年保証

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歯を抜かない保存治療にこだわり

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インプラント(口腔外科)

このページの目次

村川歯科医院が実施するこだわりのインプラント治療

インプラント治療

村川歯科医院では、歯を失った際の咬み合わせの回復にインプラント治療をおすすめしています。外科処置となりますのでリスクもあり、執刀する歯科医師の技術や経験も求められる治療法ではありますが、入れ歯やブリッジのように健康な歯を削る事なく、咬み合わせの修復が行え、ずれたりする事もなく、快適な咀嚼が可能です。以下では、当院が実施するこだわりインプラント治療をご紹介します。

インプラント治療とは?

インプラント治療

インプラント治療とは、歯を失った部分の顎骨に生体親和性の高いチタン製の人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を装着して歯の機能を修復させる治療法です。外科処置が必要となりますが、スムーズに処置が進めばおよそ20分程で手術を終える事ができます。

国産メーカー京セラのインプラントシステム

村川歯科医院では、日本人の顎骨にも適している国産メーカー京セラのインプラントシステムを採用しています。骨との結合を早くするため、ハイドロキシアパタイト(歯や骨の主成分)をコーティングしたタイプや、人工歯と人工歯根のつなぎ目を細くする事で骨吸収を抑えるなど、負担が少なく、長期維持を目指した加工が施されています。患者様のご希望や顎骨の状態を考慮し、適切なインプラントシステムをご提案いたします。【インプラント10年保証】

安全なインプラント治療のご提供に努めております

インプラント治療は外科処置となるため、リスクを伴う治療となります。村川歯科医院では可能な限りリスクを軽減し、安全なオペを実施するため精密診断をはじめ、様々な取り組みを行っています。

歯科用CTによる精密検査でリスクの軽減

歯科用CTインプラント治療を安全に進めるためには、事前の検査がとても重要となります。

当院では歯科用CTを用いた精密検査を行い、人工歯根を埋入する骨の状態や周辺の血管、神経の位置を正確に把握する事で、起こりうるリスクの軽減に努めています。

サージカルガイドによる正確な埋入

サージカルガイドインプラントを埋入する際、ドリルでの処置が正確に行えるようにサージカルガイドを使用します。

ドリリングの位置や最終到達ポイントなど、正確な処置を実施する事で、人為的なミスを防止しています。

使用器具の徹底した衛生管理

衛生管理安心してインプラント手術を受けていただけるよう、オペに使用する器具の衛生管理には特に注意をしております。村川歯科医院では治療に使用する器具については、超音波を利用した洗浄・消毒、紫外線照射による細菌の処理後、オートクレーブを使用して徹底滅菌を行っております。

さらに、治療で使用するまで紫外線を照射しながら保管し、院内感染防止に努めております。

骨が足りない場合にもインプラント治療が可能です

歯を失うと支えとなっていた顎の骨が時間の経過と共に徐々に減って行きます。そのため、いざインプラント治療を行おうとした際に、骨の厚みが足りないと言う事も少なくありません。通常ならインプラント治療を断念しなければなりませんが、当院では骨造成法を施し、骨の厚みを獲得する事によってオペの実現に努めています。

GBR法

GBR法

骨が足りない部分に骨の素となる人工骨や自家骨を埋めます。骨の再生よりも、歯肉などの軟組織の再生が早いため、軟組織が骨の再生スペースを埋めてしまわないよう、メンブレンという特殊な膜で保護しながら、骨の再生を行います。個人差もありますが、約4~6ヶ月で必要な骨量を得る事が出来ます。

サイナスリフト

サイナスリフト

上顎部分にインプラント治療を実施する際、骨の厚みが5㎜以下と少ない場合には、サイナスリフトを行います。歯茎を切開して上顎部分のスペースを持ち上げた場所に、人工骨などの骨の元を埋めて骨量を得る方法です。比較的負担が大きな方法です。

ソケットリフト

ソケットリフト

上顎部分にインプラント治療を実施する際、骨の厚みが5㎜以上残っている場合には、ソケットリフトを行います。インプラントを埋める穴から、人工骨を挿入して、埋入に必要な骨量を得る方法です。

GBR(骨再生誘導法)を併用したインプラント治療症例

骨量が足りない患者様にGBR(骨再生誘導法)で骨を再生後、インプラント手術を実施した症例をご紹介します。

初診時:診断・CT精密検査

歯根が割れたとのことでご来院された患者様です。
▼画像をクリックすると拡大します。

診断・CT精密検査

左の写真は歯根が破折した左上部の奥歯です。診断の結果、保存は困難と判断し、当該歯を抜歯後、インプラント治療を実施することになりました。骨の状態を調べるため、抜歯後にCTを撮影しました。真ん中の写真の黄色の線、右側の写真の黄色の線のように大きく骨が吸収しているため、このままではインプラントを埋入することができません。そこで、インプラント手術の前にGBRという骨を再生する手術を実施致しました。

GBRの実施~上部構造の装着

抜歯窩の粘膜の治癒を待ち、まず、GBRの手術を行いました。

GBRの実施~上部構造の装着

(写真:左)骨量が少ない部分の粘膜を開き、人工骨をいれて、吸収性のメンブレン(膜)で縫合しました。その後、(写真:中)メンブレンの上に粘膜を縫合して見た目を整えます。(写真:右)骨が再生された後にインプラントを埋入し、上部構造を装着して治療完了です。

骨量の比較

初診時

初診時

GBR後

GBR後

インプラント治療後

インプラント治療後

CTで確認してみると、初診時の黄色の線は細くインプラントを埋入できませんでしたが、GBR後の黄色の線をみると、大きく骨が再生されています。右の写真の通り、インプラントは十分に骨に囲まれています。このように、骨量が足りない場合でも骨造成を併用することで適切なインプラント治療が実施可能となります。

年齢/性別 50歳 男性
治療期間/回数 9ヵ月 20回
治療費用 550,000円(税込)
リスク・注意点 術後の腫脹、疼痛

その他のインプラント治療症例はこちら>>

治療後のアフターケアもしっかり行います

アフターケア

インプラント治療は手術が安全に行われてからが本番と言えます。インプラントには術後のリスクとして、「インプラント周囲炎」と呼ばれる歯周病のような病気が存在します。自覚症状もなく、進行も早いため、日々のメンテナンスが必要不可欠となります。当院ではインプラントの健康を維持していただくため、アフターケアや定期的なメンテナンスなどのサポート体制も整えておりますので、どうぞご安心下さい。

村川歯科医院のインプラントは10年保証

村川歯科医院では、患者様に出来るだけ不安のない状態で治療を受けていただけるよう、インプラント治療に10年間の保証をお付けしております。

※治療後のケア・メンテナンスをしっかり受けていただく事が条件です。また、不注意や事故などによる脱離や破損は保証の対象外となりますので、ご了承下さい。

村川歯科医院で実施したインプラント治療例

インプラントオーバーデンチャーで咬み合わせを回復した症例

▼インプラントオーバーデンチャー(インプラントを支柱に固定する入れ歯)・セラミッククラウン・ブリッジの併用によって、咬み合わせを回復した症例をご紹介致します。

治療前

治療前

治療後

治療後

咬み合わせの回復を行う際、骨量不足や埋伏歯など様々な理由によって、必要数のインプラントを埋入出来ない場合もあります。しかし、そのような状況であっても少数のインプラントと天然歯を活用したインプラントオーバーデンチャー(コーヌスクローネ義歯)によって、安定した咬み合わせを回復できる場合もございます。

初診時の口腔内

初診時の口腔内

虫歯治療とインプラントによる咬み合わせの回復をご希望で来院された患者様です。適切な治療計画を立案するため、歯周組織検査・レントゲン診断を実施。

歯周組織検査・レントゲン診断の実施

▼歯周組織検査

歯周組織検査歯の動揺があり、プラークの付着量が多い状態。歯周ポケットも深く、中度~重度の歯周病と診断。

▼レントゲン診断

レントゲン診断

慢性的な歯周炎と歯を失ってからの時間が長かったため、特に上顎奥歯部分の骨吸収が著しい状態。さらに、歯根のみの歯(重度の虫歯)数本・根尖性歯周炎(歯の根の先端に膿が溜まる症状)を確認。

上顎正中に埋伏過剰歯を確認

埋伏過剰歯前歯正中(お口の真ん中)の上顎に、埋伏過剰歯がありました。このままでは、前歯部にインプラントを埋入するのは困難です。

そこで埋伏過剰歯の抜歯も考えましたが、現状口腔内環境に悪影響のない状態だったこと、抜歯後の大きな骨欠損を骨造成するために多くの治療期間がかかることなどを考慮した結果、今回は経過観察と致しました。

治療計画の立案

▼診断・検査結果を基に患者様と相談を重ね、下記の治療計画を立案致しました。

治療計画の立案

①【歯周基本治療】
お口全体の歯垢や歯石を取り除き、歯周病症状の改善と口腔内を衛生的な状態にします。

②【抜歯と根管治療】
歯根のみの保存が不可能な歯を抜歯。根尖性歯周炎の歯には根管治療を行い、症状を改善します。

③【上顎:インプラントオーバーデンチャー/コーヌスクローネ義歯】
欠損歯が多い上顎は骨量が少なく、前歯部分に埋伏過剰歯もあるため、少数のインプラントを支柱に入れ歯を固定するインプラントオーバーデンチャーを選択しました。さらに今回のケースは、埋入できるインプラントの数が極端に少ないため、残存する天然歯を内冠としてコーヌスクローネ義歯を装着することにしました。※入れ歯の詳細は以下ページよりご確認下さい。

入れ歯・義歯治療>>

インプラントオーバーデンチャー

インプラントオーバーデンチャー

一般的な入れ歯は、粘膜の吸着によって入れ歯を固定しますが、インプラントオーバーデンチャーは、顎骨に埋入したインプラントを支柱に固定をするため、安定した咀嚼が可能となります。

コーヌスクローネ義歯

コーヌスクローネ義歯

コーヌスクローネ義歯は、残存歯に金属冠を被せた内冠と、入れ歯側の外冠を重ね、摩擦の力を利用して固定をする入れ歯です。安定性が高く、ズレたり、外れたりが少ない入れ歯です。

④【下顎:インプラント/ブリッジ】
下顎奥歯には、インプラントを埋入して連結冠(かぶせ物)で咬み合わせの回復。前歯部分には保存可能な天然歯が複数あるため、それらの天然歯にブリッジを装着して咬み合わせの回復を行います。

治療開始

▼歯周基本治療

スケーラーを使用して、歯面や歯根部分に付着した歯垢・歯石を丁寧に除去します。さらに咬合調整や必要な場合には、歯磨き指導等を行い、セルフケアの向上を図ります。

歯周病治療>>

▼保存不可能な歯の抜歯

麻酔注射後、歯肉上に歯質が残存していない重度の虫歯を抜歯します。当院では、極細針や表面麻酔など麻酔注射の負担軽減にもこだわっています。

痛みを抑えた治療>>

▼根管治療

根尖性歯周炎が確認出来た歯には、歯の内部の感染物質を取り除いて、症状の改善を図ります。※入れ歯の内冠にも活用する歯ですので、徹底した処置を実施しました。

根管治療>>

歯周基本治療・抜歯・根管治療後にインプラント埋入手術

インプラント埋入手術

歯科用CTでの精密検査を行い、顎骨周辺の神経や血管、患部の骨の厚み等を把握します。その後、入念なシミュレーションを行い、上顎のインプラント手術(2本)を実施。上顎のインプラントが顎骨と結合するまでの待機期間中に、下顎のインプラント(3本)を埋入致しました。

下顎前歯のブリッジ作成・装着

ブリッジ作成・装着

下顎の前歯部の歯型を採取して、ブリッジを作成。装着して咬み合わせや歯の形態を整えます。※上顎と下顎奥歯には、仮入れ歯を装着して咬み合わせを補っています。

上顎インプラントオーバーデンチャー(コーヌスクローネ義歯)の作成

上顎インプラントオーバーデンチャー(コーヌスクローネ)の作成

上顎の天然歯とインプラントの型を採取し、インプラントオーバーデンチャー(コーヌスクローネ義歯)の内冠を作成後、咬合床を使用して咬み合わせの位置関係を決定します。そして、仮歯を並べたロウ義歯を装着して調整後、本入れ歯を作製します。

上顎の内冠のセットと下顎奥歯のジルコニアクラウン(連結冠)を装着

内冠とジルコニアクラウンを装着

上顎の天然歯とインプラントにコーヌスクローネ義歯の内冠をセット。さらに、下顎の奥歯に埋入したインプラントには、ジルコニアクラウン(連結冠)を装着しました。

入れ歯の完成後、上顎に装着して治療完了

コーヌスクローネの装着

完成したインプラントオーバーデンチャー(コーヌスクローネ義歯)を装着して治療完了です。咬み合わせと審美性(見た目)の回復が行え、患者様も大変満足しておられました。これからは、定期メンテナンスにて、治療部分の経過観察とお口の健康サポートに力を入れて行きます。

村川歯科医院では、今回のように歯の欠損が多く、さらに骨量が少ないなどの条件が悪い口腔内環境であっても、診断と検査を基に適切な治療法のご提案に努めております。現在、咬み合わせの回復をご検討中の方は、ぜひ一度当院までご相談下さい。

年齢/性別 66歳 男性
治療期間/回数 1年半 60回
治療費用 3,000,000円(税込)
リスク・注意点 定期健診を受けなければ、インプラント周囲炎のリスク上がる

その他のインプラント治療症例はこちら>>

インプラント治療を受ける際の注意点やリスクについて

インプラント治療についてよくある質問

インプラント手術は痛みを伴いますか?

インプラント手術の際は事前に局所麻酔を行いますので、痛みはほとんど感じません。術後は痛み止めのお薬を処方しますので、麻酔の効果が切れてからも激しい痛みなど、感じることはありません。

インプラントの手術日は入院が必要ですか?

インプラント治療は局所麻酔下での手術となりますので、入院せずにご帰宅いただけます。※当日は激しい運動や飲酒、入浴は控えましょう。

インプラント手術後に食事はできますか?

インプラント手術後は、その日から食事が可能です。しかし、できるだけ傷口を刺激しないよう、熱いものや辛いものなどは控えていただきます。また、口腔内を傷つけたりしないよう、麻酔の効果が完全に切れてから食事をしましょう。

インプラントは自分の歯に近い感覚で噛めるのでしょうか?

インプラントは顎骨と人工の歯根が固定し、1つひとつが天然歯のように独立しているため、ブリッジや入れ歯に比べて安定しています。初めは違和感などを感じることもあるかもしれませんが、慣れれば天然歯と同じようにしっかりと噛むことができます。

周りの人からインプラントだと気づかれることはありますか?

インプラントは入れ歯のような金属のバネもなく、自然な仕上がりとなるため、周囲の人にインプラントだと気づかれることはほとんどありません。

金属アレルギーでもインプラント治療はできますか?

現在、用いられている多くのインプラントは骨と結合しやすいチタン製で製造されています。金属アレルギーの方が、チタンでアレルギーを起こす可能性はゼロではありませんが、非常に低いといわれています。しかし、個人差もありますので心配な方は皮膚科にてパッチテストをおすすめいたします。

喫煙者でもインプラント治療は可能でしょうか?

喫煙によって血行が悪くなったり、体の免疫力が低下したりすると、インプラントが顎の骨ときちんと結合しないだけでなく、傷口の治癒が遅くなったり、感染症のリスクが高くなったりと様々な悪影響が予想されます。そのため、現在タバコを吸われている方でインプラント治療をご検討中の場合には、治療前に禁煙することを強くおすすめします。

糖尿病でもインプラント治療は可能でしょうか?

血糖値が高いと、感染症のリスクが高くなってしまいます。そのため、糖尿病の方はインプラント治療を受けられない場合もあります。軽度の糖尿病の方で医師の管理の下、血糖値のコントロールがしっかりされている場合はインプラント治療を行える可能性があります。

インプラントの治療費

※下記金額は全て税込です。

名称 イメージ 特性 料金(税込)
京セラインプラント インプラント 特性インプラント体がチタン合金で作られており、強度が強いです。
※インプラント手術代・インプラント体・上部構造すべて込み


440,000円

▼インプラントオプション

名称 イメージ 特性 料金(税込)
ソケットリフト ソケットリフト 上顎臼歯部で骨の厚みが5~8㎜の場合に行う手術です。上顎洞側に人工骨を移植するための手術です。 55,000円
+人工骨代(33,000円程度)
サイナスリフト サイナスリフト 上顎臼歯部で骨の厚みが1~5㎜の場合に行う手術です。多量の人工骨を移植する場合に行います。 220,000円
+人工骨代(33,000円~99,000円程度)
インプラント併用入れ歯 All on 4 インプラントを入れることで、入れ歯が安定し、しっかり噛めるようになります。上の入れ歯なら上顎を覆わなくてよくなります。インプラントは、上なら6本、下なら2本埋入します。

上顎2,200,000円
下顎1,100,000円

札幌市西区西野でリスクを抑えたインプラント治療をご希望の方へ

安全なインプラント治療

村川歯科医院ではインプラント治療をより安全に実施するため、衛生管理をはじめ、一つひとつの工程にこだわり、適切な処置を可能にしております。札幌市西区西野でリスクを最小限に抑えたインプラント治療をご希望の方はぜひ、当院までお気軽にご相談下さい。

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