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神経を除去した歯が痛い?根管治療後に歯が痛くなるのはなぜ?

投稿日:2022年8月22日

カテゴリ:スタッフブログ

根管治療で神経を取り除いた歯が痛くなる原因について

根管治療後に歯が痛む原因

根管治療で歯の神経を取り除いた場合、通常であれば痛みを感じることはなくなります。しかし、何かしらの問題が生じた場合は痛みを感じることもあります。

今回のブログでは、根管治療で神経を取り除いた歯が痛む原因について解説したいと思います。

根管治療で神経を取り除いた歯が痛くなる原因は?

歯槽骨炎(歯を支える骨の炎症)

根管治療で感染物質や細菌が残っていた場合、歯根先端部分に感染した細菌によって歯槽骨に炎症が起こる可能性があります。歯茎や骨の部分には神経が残存しているため、炎症によって痛みや違和感を感じてしまいます。感染物質や細菌が原因の場合は、もう一度根管治療を行い、症状の改善を図ります。骨の炎症だけの場合は、抗生物質などのお薬だけで症状が改善できるケースもあります。

虫歯の再発

根管治療は歯の内部にある神経や血管などの感染物質を取り除き、殺菌・密封など、複数の処置を行なうため、数回通院が必要となります。神経を取り除いて痛みが消失したからといって、途中で治療を中断した場合はそこから虫歯が再発し、痛みや違和感が生じる可能性があります。

さらに虫歯が再発して症状が重症化すると、抜歯リスクも高くなってしまうため、治療を中断せず、きちんと最後まで受けましょう。

歯根の先から空気や充填材が漏れて神経が圧迫されている

根管治療後、根管の空洞を埋めるための充填材や空気が歯根の先端部分から漏れ、周辺の神経が圧迫されることによって痛みや違和感を感じる場合があります。

お薬が歯根の先端から漏れている

根管治療では、細菌に感染した神経や血管を除去した後、根管内で再び細菌が繁殖しないよう、充填材や防腐剤などのお薬を詰めます。そのお薬が稀に歯根先端部分から漏れ出すことがあり、その際に痛みを感じる場合があります。

症状にもよりますが、漏れ出した薬剤を洗浄し、必要に応じて抗生物質などを処方します。

咬み合わせが合っていない

根管治療では、最終的にかぶせ物を装着して歯の形態を整えます。その際、周囲の歯との噛み合わせが合っていないと部分的に強い力がかかってしまうため、咀嚼時などに痛みを感じる場合があります。

痛みや違和感が強い場合は、かぶせ物を削って噛み合わせを調整することで、痛みを緩和します。

根管の処置がきちんとできていない

根管は個人によって数や形状が違うため、状態によっては処置がきちんとできなかったり、見落としてしまったりすることが稀にあります。未処置の根管があったり、きちんと細菌を取り除けていない場合は、再び虫歯が再発して痛みを感じるようになります。

根管の処置がきちんとできていない場合は、もう一度根管治療を行い、症状の改善を図ります。

上記のように、根管治療後に痛みを感じるケースがあります。何か違和感を感じた場合は、症状を悪化させないためにもできるだけ早めに歯科医院で検査、治療を受けましょう。

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