歯周病とたばこの関係|発寒南の歯医者|札幌市西区の村川歯科医院

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歯周病とたばこの関係

投稿日:2019年5月17日

カテゴリ:スタッフブログ

タバコの煙に含まれる有害物質

ニコチン

強力な血管収縮作用があり歯肉の炎症があっても

出血が抑えられ歯周病だと気づきにくくなる。

さらに傷を治す組織を作る細胞線維芽細胞の働きを

抑えるので術後も治りにくくなってしまう。

一酸化炭素

組織への酸素供給を妨げ血管を収縮する作用があり

ニコチンとともに身体の免疫細胞の活動を低下させる。

タール

歯の露出面に黒く付着して外観も悪くなる。

歯垢や歯石が付着しやすい。

またヤニという形で歯の表面に残っているので歯がザラつき菌が付着しやすくなり、口腔内や歯肉にニコチンが染み出しつづけている。

たばこのヤニはステインよりも粘着力が高く歯を黄ばませる働きがある。

喫煙が口腔内に与える影響

1.歯周ポケットが深く進行した歯周病でも出血が少なくなる

2.歯肉のメラニン色素沈着があり歯肉の炎症症状がわかりにくくなる

3.歯面の着色

4.歯肉辺縁部の線維性の肥厚

5.非喫煙者の歯周炎の症状と比較して発赤、腫脹、浮腫が軽度に見える

6.非喫煙者と比較すると病態が重度

非喫煙者

1.ピンク色の歯肉

2.光沢のある白い歯

3.美味しく食事を味わえる

4.爽やかな息

5.健康な歯周組織

喫煙者

1.歯肉の黒色化

2.歯面の着色

3.味覚の鈍麻

4.不快な口臭

5.進行した歯周病

禁煙の効果

禁煙すると

数日後には歯肉の血流の量が増える

組織の破壊も抑えられ禁煙1年後には歯の喪失リスクが低下。

10年以上経つと非喫煙者と同じレベルにまで回復が見られる。

タバコをやめるだけで歯周病が治るわけではなく

正しいプラークコントロールを行い歯科治療を行うことで

歯周病が改善していき口腔ガンのリスクや、口臭も減り

食べ物を美味しく食べていくことができる。

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