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歯ぎしりが及ぼす影響と治療法について

投稿日:2022年6月9日

カテゴリ:スタッフブログ

歯ぎしりが及ぼす影響と治療法について

歯ぎしりによる悪影響

今回は以前のブログ(睡眠中に起こる歯ぎしりの原因と予防対策とは?>>)に引き続き、歯ぎしりが及ぼず影響や治療法についてお話したいと思います。

歯ぎしりが及ぼす影響とは?​

歯ぎしりは就寝中の無意識下で行われるため、歯に強い負担がかかってしまいます。以下では、歯ぎしりが及ぼす影響についてご紹介いたします。

歯が擦り減る

歯ぎしりは上下の歯を強く噛みしめた状態で歯が擦り合わされるため、少しずつ歯が擦り減っていきます。また、脆くなった部分に強い力がかかると、天然歯やつめ物・かぶせ物が欠けたりするだけでなく、神経に刺激が伝わったりすることで痛みを伴う場合があります。

噛み合わせが悪化する

歯ぎしりが習慣になっている場合は、歯にかかる負担によって噛み合わせが悪化する可能性があります。噛み合わせが悪くなると、歯ぎしりがひどくなったり、歯並びが悪くなったりする場合があります。

歯周組織を傷つける

歯ぎしりは歯周組織(歯茎・顎骨・顎関節など)への負担も大きいため、「咬合性外傷」を引き起こす場合があります。咬合性外傷の症状が悪化すると、歯はもちろん、歯茎や骨、顎関節など様々な組織へ支障をきたすため、注意が必要です。

顎関節症になりやすくなる

歯ぎしりは顎関節に大きな負担がかかるため、長い間放置していると顎関節症を引き起こしやすくなります。

歯科医院で実施する歯ぎしりの治療法とは?

歯科医院で実施する歯ぎしりの代表的な治療法は下記の通りです。歯ぎしりが確認できた場合は、歯科医院で検査し、必要な治療を受けましょう。

マウスピースを活用した「スプリント療法」

「スプリント療法」とは、就寝時に専用のマウスピースを装着し、噛み合わせや顎骨の位置を補正することによって、歯ぎしりや食いしばりなど強い咬合力を緩和・改善する治療法です。

お薬による筋力の緩和

筋力の緊張を緩和するお薬をお口の周囲へ注入して過度な咬合力を抑制します。過度な咬合力が抑制されることによって、就寝時の歯ぎしりや食いしばりを緩和・改善することができます。

噛み合わせの調整

お口全体の噛み合わせのバランスを整えます。つめ物・かぶせ物と周囲の歯の高さをきちんと合わせたり、矯正治療によって歯並びを改善したりすることによって、歯ぎしり・食いしばりを改善します。

歯ぎしりは上記のように、お口の健康に様々な影響を及ぼします。歯ぎしりを指摘されたり、起床時に顎や歯に違和感を感じたりする場合は、できるだけ早めに歯科医院で検査をしてもらいましょう。

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